会場の様子

東京都千代田区神田神保町の神田神保町古書店街、東京古書会館地下ホール、さくら通りイベント会場などで、古本の即売会などを実施する「神田古本まつり」が行われる。開催日時は10月25日~11月3日まで。

その数100万冊! 読書人に愛される掘り出し市

今秋で55回を迎える同イベントは多くの読書人に支持され、近年は東京名物として定着した古本販売会。神田神保町古書店街ではメインイベントの「青空掘り出し市」を開催し、神保町表通りの歩道約500mに100万冊もの古書が並ぶ「本の回廊」が出現する。

また、東京古書会館地下ホールでは10月24日~26日の10時~18時(最終日17時)まで、古今東西の貴重な古書の展示即売展「特選古書即売展」を実施。さくら通りイベント会場では、11月1日の14時から、誰でも参加できる書籍のオークション「じんぼうチャリティー・オークション」が開催される。

併催イベントとして、「本多正一写真と仕事展 私的文人交流録-Here Today(1989-2014)」(東京古書会館2階の情報コーナー)やワークショップ「みんなの森 和紙漉き&忍者が参上」なども実施。そのほか、書評合戦「ビブリオバトルin神田古本まつり」、アニメ脚本家倉田英之氏と作家の三上延氏を迎えた「トークライブ」、作家の京極夏彦氏が登場する「お化け大学校特別講座in神保町」など、古書販売以外にもさまざまなイベントを用意している。