ディー・エヌ・エー(DeNA)は10日、既婚女性を対象に実施した「家計と食費の節約に関する調査」の結果を発表した。
同調査は、2014年9月下旬にインターネット上にて行われ、30~49歳の既婚女性500人から有効回答を得た。
家計の中で、積極的に節約をしたいと思っている費目を尋ねたところ、「日常の食費」が44.4%で最も多く、以下、「光熱費」が39.0%、「外食費」が38.2%、「通信費」が19.2%と続いた。
「食費」節約のために何か工夫をしている人は69.2%。しかし、予定より増えてしまうことが多い費目と、節約のチャレンジをしても挫折することが多い費目共に、食費に関係する費用(「日常の食費」「外食費」)が1位となり、食費のコントロールに悩んでいる人が多いことがわかった。
また、実際にかかってしまう「現実の食費」と「理想の食費」の差は、「現実の食費」が3.5万円~5万円、「理想の食費」が2.5万円~4万円となり、現実と理想の間で約1万円の差が開いた。
食費節約方法については、「スーパーの特売日にまとめ買い」が72.0%で1位。2位は「チラシを見てスーパーのはしご買い」と「肉や魚以外は見切り品を積極的に買う」が同率の38.2%となった。食費節約の情報源は「折り込みチラシ」が55.2%で最も多かった。
1年のうち最も支出が多くなる月は「12月」が70.2%でトップ。一方、支出が多い12月を控えた「10月」(1.8%)と「11月」(2.2%)は支出が抑えられる傾向にあった。