グランビスタホテル&リゾートが運営する鴨川シーワールドは20日から23日まで、「ベルーガ・フェスタ 2014」を開催する。

鴨川シーワールドの人気者ベルーガの「ナック」

貴重な講演と体験をお見逃しなく

同施設のベルーガ「ナック」は、人の言葉をまねすることができるイルカとして、世界で初めて東海大学 村山司教授の論文で科学的に証明された。同イベントでは「ナック」の研究について、より正確な情報を提供。水族館の醍醐味である"本物を見ていただく"ことを目的としているとのこと。

同教授の特別講演や、ベルーガパフォーマンス会場であるマリンシアターの裏方に入り、ガラス越しではなく直接話しかけるなどの体験が楽しめるという。

「村山司・東海大教授特別講演ことばを覚えたベルーガ-"ナック"と話したい!-」は21日の13時30分から14時30分までマリンシアターにて実施。人の声まねを立証するまでの裏話や、同教授と"ナック"との対談を行う。参加費は無料(別途入園料が必要)。

「ナック」の人の声まねを立証した村山司・東海大教授

「スペシャル・ディスカバリーガイダンス~ナックと話そう~」は期間中各日2回開催。"ベルーガにタッチ"をした後に、"ナック"に話しかけることができる。初めて聞く言葉は声まねさせることができないため、スタッフが指定した言葉を話しかける。各回15名限定で、4歳以上が参加できる。参加費は無料(別途入園料が必要)。

ベルーガは、北極海周辺に生息する鯨類。標準和名は「シロイルカ」。全身が白色で、背びれがなく、体が柔らかいのが特徴。頭の上にある鼻の穴のひだをふるわせて高く、美しい声で鳴くことから「海のカナリア」と呼ばれる。

同施設の所在地は、千葉県鴨川市東町1464-18。開園時間は、9時から17時。入園料(税込)は、大人が2,800円、小人(4歳~中学生)が1,400円、学生(高校・大学・専門学校生)が2,200円、65歳以上は2,100円となる。