京浜急行電鉄は11月8日にダイヤ改正を実施する。羽田空港国際線発着便が増加したことを受け、羽田空港アクセスを強化すべく、「エアポート快特」の速達性向上を図るという。

京急電鉄600形「エアポート快特」

「エアポート快特」は品川~羽田空港国際線ターミナル間ノンストップ(快特が停車する京急蒲田駅も通過)の電車で、平日・土休日ともに日中時間帯に40分間隔で運転されるほか、早朝時間帯に羽田空港国内線ターミナル行の電車も運転される。現在、品川~羽田空港国際線ターミナル間の所要時間は12分だが、ダイヤ改正が行われる11月8日以降は所要時間11分に短縮。品川~羽田空港国内線ターミナル間の所要時間も、現在の15分から14分に短縮される。

あわせて平日朝夕ラッシュ時間帯を中心に、品川・都心方面および横浜方面からの「エアポート急行」も増発。混雑緩和と利便性向上を図る。

平日朝は、京急蒲田~羽田空港国内線ターミナル間の普通を品川~羽田空港国内線ターミナル間「エアポート急行」に変更するほか、金沢文庫発羽田空港国内線ターミナル行「エアポート急行」、羽田空港国内線ターミナル発新逗子行「エアポート急行」を新設する。

平日夕方は、金沢文庫発京急川崎行の普通と京急川崎駅から横浜方面への普通を、新逗子~羽田空港国内線ターミナル間「エアポート急行」に変更。羽田空港国内線ターミナル駅から品川・都心方面への「エアポート急行」の一部を「エアポート快特」に、神奈川新町行の特急を「エアポート急行」に変更する。

土休日の夜間時間帯も、羽田空港国内線ターミナル駅から品川・都心方面への快特の一部を「エアポート快特」に、神奈川新町行の特急を「エアポート急行」に変更。なお、「ダイヤ改正の詳細や時刻などについては10月上旬にあらためて発表します」とのこと。