整体師の大山奏です。夏本番。汗をたくさんかく季節ですが、みなさん熱中症対策は万全でしょうか? 「屋内にいるから関係ない」「運動していないから大丈夫」などと油断せずに水分とミネラルをこまめに摂(と)り、冷房も適度に使っていきましょう。ただ、冷房の風が直接肩などに当たると、こりの原因になってしまうので注意しましょう。
今回は、肩周りの緊張をほぐすストレッチをご紹介します。
肩の緊張ほぐしストレッチ
Step1: 鎖骨を横に触っていき、肩の付け根辺りの出っ張った骨を指で押さえる
Step2: 肩の力を抜き腕を少しだけ前に動かす
Step3: さらに肩の力を抜きながら腕を少し後ろに動かす
ぶらぶらと前後に振るように揺らしていきます。骨を触りながら腕を動かすことで、深いところの筋肉が弛緩(しかん)してくれます。
難しいかもしれませんが、なるべく肩の筋肉のことは忘れて行ってみてください。「脱力しよう! 」と頭で考えてしまうと、筋肉に力が入ってしまいます。あくまで自然体に動かすのがポイントです。
ストレッチの前後にも水分補給を
あまり身体を動かさないストレッチの場合は、水分補給を忘れがちです。ストレッチをすると伸ばしたところの血流がよくなります。その時に血液の濃度が高いとせっかく出て行ってくれるはずの老廃物が出て行きにくくなります。ストレッチの前にも後にも少量でいいので水分補給を忘れずに。
無理に伸ばそうとしない
身体を柔らかくしたいと思ってストレッチを行う人も多いと思います。もちろん身体が柔らかい方が、けがの防止にもなります。ただ、無理してストレッチしてしまうと、それこそけがのもとになります。身体を柔らかくしたいならば、毎日続けることが一番の近道。無理のない範囲で日常の一部になってしまえばこっちのものですよ。
暑いとイライラしてしまうことも多いです。ストレスをためないためにもストレッチは有効なので、ぜひ活用してみてくださいね。
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。