nanapiが提供するQ&Aアプリ「アンサー」は、全国の15歳~49歳の男女500名(男性242名、女性258名)を対象に、「スマートフォンでのコミュニケーションと恋愛」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査期間は6月21日~23日。
本音が出しやすいのは「直接会う」ほか、「実名」よりも「匿名」
PCや携帯、スマートフォンなどの普及・発達によって、今や、実にさまざまな方法で誰かと話したり相談することができる時代となった。そこで、匿名・実名でのソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ、直接会って話す、電話などのうち、もっとも本音が出しやすい環境は何かと尋ねたところ、およそ4割が「直接会って話す(38.8%)」と回答した。
次に「匿名のソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ(18.4%)」、「実名のソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ(6.6%)」と続き、同じソーシャルメディアやメッセンジャーアプリでも、実名よりも匿名の方が本音を出しやすい傾向にあることがわかった。
何でも話せる相手は、男性「リアル」女性は「スマホ」に…
次に、恋愛の話や悩みなどを何でも話せるような相手が、リアル(オフライン)とスマートフォンのやりとり上(オンライン)とで、それぞれ何人いるか聞いたところ、男性はオフラインに5.2人、オンラインに4.8人となった。対して女性は、オフラインに4.5人、オンラインに4.9人という結果に。男性はオフライン、女性はオンラインの方が何でも話せる相手がより多くいることがわかった。
また、性年代別で見てみると、スマホ(オンライン)での人数が最も多かったのは10代女性で、8.64人。さらに40代男性は、他の世代の男性がオフラインの方が数値が高かったのに対して、オンラインがオフラインの倍以上(オフライン2.9人、オンライン6.2人)上回り、その人数は、10代女性(8.6人)、10代男性(6.7人)に続き、40代男性(6.2人)が3番目に多い結果となった。
現在オンライン上でしか知らない友人がいる人は3割
スマートフォンのソーシャルメディアやメッセンジャーアプリ上でしか知らない友人や知人がいるか聞いたところ、いるかと尋ねた結果、全体の31.6%が「現在いる」と回答した。また「以前はいたが、今はいない」と回答した人は21.8%で、両者を合わせると53.4%と、実に半数以上の人にオンライン上でしか知らない友人や知人が、現在もしくは過去にいたことが判明した。(「nanapiアンサー調べ」)