トレンド総研はこのほど、20代~40代の既婚女性500名を対象に、主婦たちの「ソーシャル・コミュニティ事情」をテーマとした調査を実施し結果を発表した。調査期間は6月27日~30日。
主婦の7割が「リアルなコミュニティは疲れる」と回答
現代の主婦たちは、ご近所やママ友をはじめ、さまざまな相手とコミュニケーションをとる機会が多い。そんな「リアルなコミュニティ」の中で、ストレスを感じている主婦はどれくらいいるのかを調査した結果、およそ7割の主婦がストレスが「ある」と回答した。
では、こうした「リアルなコミュニティ」と、インターネットを介した「ソーシャル・コミュニティ」では、なにか違いがあるのだろうか。「『ソーシャル・コミュニティ』と『リアルなコミュニティ』で、コミュニケーションの違いを感じますか?」と尋ねたところ、「感じる(70.0%)」「感じない(30.0%)」と、7割もの人が何らかの違いを感じていることがわかった。
「ソーシャル・コミュニティ」は気楽
次に、「ソーシャル・コミュニティ」と「リアルなコミュニティ」に違いを感じていると回答した人に、具体的にどのような点に違いを感じるか尋ねたところ、最も多かったのは「コミュニケーションが気軽である(60.0%)」だった。次いで「時間やタイミングを気にする必要がない(52.0%)」「普段は知り合えない人とコミュニケ―ションできる(34.0%)」「上下関係がなく気を遣う必要がない(22.0%)」と続いた。リアルなコミュニティに比べて、話題選びや接し方に気を遣うことなく、気楽にやりとりできると感じている人が多いと言える結果となった。
「ソーシャル・コミュニティ」で気分転換
続いて、「ソーシャル・コミュニティ」は「リアルなコミュニティ」の気分転換に役立つか聞いたところ、65%の人が「そう思う」と回答。さらに、53%の人がストレス解消にもなると回答した。この結果を受けて、「気楽にコミュニケーションととれる「ソーシャル・コミュニティ」は、実生活のコミュニティで疲れた主婦たちにとって、大きな癒やしになっていると言えそうです。」と調査ではまとめている。
ちなみに、主婦たちが「ソーシャル・コミュニティ」として最も多く利用しているのは「アメーバピグ(56%)」、次いで「LINEPLAY(54%)」だった。