日本マイクロソフトは23日、品川本社19階にある社員食堂「One Microsoft Cafe」のリニューアルオープン内覧会を行った。今回のリニューアルで、「One Microsoft Cafe」は社員食堂として日本初の「日本野菜ソムリエ協会 認定レストラン」となるのだ。さっそく、野菜をふんだんに使ったメニューをいただいてきた。
日本野菜ソムリエ協会認定とは!?
「One Microsoft Cafe」では、2011年のオープン以来「社員の健康増進」を目的に旬の野菜を多く取ることができる独自メニューを考案し、提供してきたという。今回のリニューアルは、社員の健康サポート体制を更に充実させ、「働きがいのある会社」のモデルケースとなるべく実施されたもの。日本野菜ソムリエ協会による認定もその1つだ。
認定レストランとなるためには、「旬の野菜5種類以上使用したメニューがあること」「四季折々の野菜を使用したお店独自のメニューがあること」「ジュニア野菜ソムリエ以上の資格所有者からの推薦がある、または資格所有者が店舗に在籍していること」「『旬の野菜』の情報をお客様に発信していること」「同協会の理念および認定レストランの活動に賛同すること」という5つの認定基準を満たす必要がある。ちなみに認定レストランは全国に211店舗しかないのだという。
「One Microsoft Cafe」が認定された理由について、日本野菜ソムリエ協会 小場瀬光子氏は「5つの基準を満たしているだけでなく、旬の野菜を多く摂ることができる独自のメニューが多く考案されています。また、社員食堂という日常の食空間で、レストランのような質の高いサービスを提供している点が評価の対象になりました」と語ってくれた。たしかに、1日のうち3食を職場でとることもあるのだから、社内カフェでたくさん野菜を摂れたらこんなに良いことはない。
色鮮やかな盛り付けが食欲をそそる!
それでは実際にカフェで提供されるメニューをご紹介しよう。ここでは、メインディッシュなどを選べるプレートの他、パンやサラダバー、麺類、野菜を使ったお弁当やサンドイッチなどが食べられる。
この日のプレートメニューのメインディッシュは「豚肉と卵のオイスター炒め」「白身魚のアクアパッツァ」「油淋鶏2種のソース」「エビとアボカドのマヨサラダボウル」「欧風カレー」だ。まずはこの中から1品を選ぶ。
今回は「エビとアボカドのマヨサラダボウル」をチョイス。スタッフの方が、カラフルなル・クルーゼのボウルに盛りつけてくれる。ちなみにご飯も「白米」「八穀米」「たけのこご飯」の中から好きなものを選ぶことができる。
続いてサイドメニューを2品セレクトする。本日のサイドメニューは「ひじきと蓮根の梅和え」「カラフルニンジンとオレンジビネガーのマリネ」「レモンチーズポテトサラダ」「タコとブロッコリーのバジルガーリックマリネ」「彩り野菜のゆず塩風味」の5種類となっている。
どれも美味しそうなのだが、サイドメニューからは「レモンチーズポテトサラダ」「タコとブロッコリーのバジルガーリックマリネ」を選んだ。
さらに、すべてのプレートメニューには、日替わりの野菜スープと、レタスなどのミックス野菜が付いてくる。
真っ赤なル・クルーゼのプレートに野菜の緑がマッチしたおしゃれな盛り付け。このセットは通常700円で提供されているそうだが、外で食べたら1,000円以上はかかりそうである。