楽天証券は、「楽天証券サービス開始15周年記念投資セミナー」を2014年7月6日に大阪で、13日に東京で開催した。両会場には総勢5,663人の個人投資家が来場。終日、豪華講師陣によるセミナーやブース内でのミニセミナーなどが行われ、盛り上がりを見せた。

大阪会場は大阪国際会議場グランキューブ大阪(大阪市北区)、東京会場は両国国技館(東京都墨田区)。大阪には2,330人、東京には3,333人が来場した。

記念セミナーは午前10時にスタート。オープニングスピーチでは、同社代表取締役社長の楠雄治氏が登壇し、最近の個人投資家の売買動向や投資家を取り囲む環境の変化について語った。

楠氏は、このところスマートフォン経由での取引が急増しており、株については32.5%、先物・オプションについては48.1%、FXに至っては56.9%がスマートフォンからの注文となっていると説明した。

両国国技館にてオープニングスピーチを行う楠雄治氏

その後、元金融担当大臣で慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長兼教授の竹中平蔵氏による「成長戦略と日本経済、マーケットの行方」、現参議院議員でフジマキ・ジャパン代表取締役社長の藤巻健史氏による「今後の日本経済/マーケットの行方」、さらに楽天証券経済研究所の窪田真之氏による講演などが行われ、豪華講師陣が語る興味深い講演内容に会場は大いに盛り上がった。

両国国技館に集まった3,000人を超す個人投資家

また、各サービスや協賛会社のブースも多数出展されており、各ブースではミニセミナーや抽選会が行われ、多くの来場者が立ち寄っていた。

各サービスや協賛会社のブースではミニセミナーや抽選会が行われた

最後のクロージングセッションでは、ホリコ・キャピタル・マネジメントCEOの堀古英司氏が「2014年後半に向けての米国経済・株式相場の見通し」について話し、午前10時から午後5時までにわたったセミナーを締めくくった。