「はんざきちゃん湯あみ着」

ワコールと岡山県真庭市は26日から、露天風呂で着用する湯あみ着「はんざきちゃん湯あみ着」を販売開始する。

同商品は、真庭市から依頼を受けた「湯原温泉おかみさんの会」とワコールの双方の視点から企画・開発されたもの。混浴の露天風呂入浴時において、湯船でバスタオルなどを使用すると湯上がり時に水はけが悪く、重くなるといった不都合があることから、理想の女性用「湯あみ着」を製作したいと思案していた真庭市とワコールとの共同企画で実現したという。

女性が男性の視線を気にせずに入浴が楽しめるよう、お湯に入ったときふくらみにくくするよう前後に水抜き用のホールをあけ、胸のフリルとギャザーでバストトップを目立ちにくくした。また、肩ひもを着脱しやすいシャーリング仕様にし、体のラインをカバーするAラインのシルエットを採用。見た目はかわいく、機能やデザインに工夫をこらした。

また、撥水(はっすい)性や速乾性に優れた素材を使用することで、着用時の不快感も軽減するとのこと。サイズはM・Lの2種類で、カラーはグリーンとピンクの2色、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」をかわいくアレンジしたアップリケの刺しゅう付き。価格は6,000円(税別)。販売は真庭市湯原温泉「湯原町旅館協同組合」にて。