食堂家具「canteen」を発売

岡村製作所はこのほど、食堂家具「canteen(キャンティーン)」を発売した。

様々な施設に対応するアメニティ性の高いチェア・テーブル

同商品は、プロダクトデザイナーの深澤直人氏デザインによる食堂家具。英語で会社・学校などの食堂を意味する「canteen」の名の通り、オフィス・教育施設などの食堂をはじめとして、様々な施設で利用可能なデザイン性とアメニティ性を備えている。

チェアを横から見ると、まるで椅子の形を長く押し出した材を輪切りにしたようなフレームが特徴的で、外周を滑らかな一筆書きの線のように描いた形状となっている。

チェア、左・肘付(8万6,000円・税別)と、右・肘なし(8万3,500円・税別)

チェア・テーブルのほかにスツールを取りそろえており、チェアとスツールフレームにはバーチ(カバ)積層合板(芯材)、ナラ厚突板(表面)を、テーブルにはクリ無垢集成材を使用した。これらはすべて国産木材となっている。材の断面の質感や色のばらつきに関係なく材料をむだなく使うために、グレーの色で塗装を施した。

チェアの背と座、及びスツール座のカラーは、10色のバリエーションから選ぶことができる。価格(税別)は、チェア・肘なし8万3,500円/肘付8万6,000円、テーブル・750角17万1,000円~、スツール4万5,000円。チェア・スツールは発売済み、テーブルは10月発売予定となる。