パナソニックは、同社が提供する新サービス「外からどこでもスマホで視聴」の開始にあたり、「スキマ時間」に関する意識調査を実施した。調査期間は3月20日~3月24日で、20代~50代の男女640名を対象に行った。
無駄なスキマ時間は平均「1時間9分」
「ふと空いたスキマの時間を、つい無駄に過ごしてしまうことはあるか」という質問には、79.9%の人が「たまにある」「頻繁にある」と回答。その時間がどれくらいか、1日のうちの平均的な長さをたずねたところ、平均で「1時間9分」という結果となった。
「スキマ時間にすることの中で、これをしている時間は大切な"自分時間"になっていると思うもの」を聞いたところ、1位は「パソコンでインターネットサーフィンをする」(37.2%)で、「読書をする」(24.1%)、「TVを見る」(20.3%)が後に続いた。新しい発見を得られるコンテンツが、スキマ時間の充実に役立っていることが明らかになった。
スキマ時間で幸福度にも差が?
また、同調査では調査対象者を、「スキマ時間活用層」(「100%活用して"自分時間"にしている」人と「それなりに活用しているがもっとうまく活用したい人」)と、「スキマ時間非活用層」(「スキマ時間を活用したいができていない)」人と「活用していない」人」)の2つのカテゴリーに分けて、調査結果の比較を行った。
「あなたのいまの幸福度を、100点満点中で何点くらいか教えてください」という質問に対して、「スキマ時間活用層」が回答した平均点は68点だったのに対し、「スキマ時間非活用層」の平均は60点にとどまった。
同社は、「ちょっとしたスキマ時間を自分のものにしようとする向上心の高さや、気分転換による仕事や家事の効率の向上が幸福度のアップにつながっているのかもしれない」としている。