歌手でタレントの中川翔子が、『トランスフォーマー/ロストエイジ』(8月8日公開)の日本語吹替版でヒロイン・テッサ役の声優を務めることが22日、明らかになった。

日本語吹替版でヒロイン・テッサの声優を務める中川翔子(上)と、オプティマスプライムが登場する本作の場面写真(下)

中川翔子が声優を務めるテッサは、主演マーク・ウォールバーグが演じるケイドの一人娘で、"ライジング・スター賞2014"を受賞した期待の若手女優ニコラ・ペルツが演じているヒロイン。今回、中川の元気でポップなイメージがテッサ役に合っていること、そして、特撮系の作品を支持し、それを独特の愛情表現で見せるなど、『トランスフォーマー』の世界観に合致していることから起用が決定した。

香港映画の『1911』やディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』などで吹き替えを務めた経験はあるが、実写の洋画は初挑戦という中川は「ドキドキでしたがとても楽しめました!」と振り返り、今回の出演をきっかけに見たという『トランスフォーマー』シリーズについて「まさに自分のツボにハマる大好きな作品でした」と絶賛。「特に主人公のオプティマスプライムとバンブルビーは魅力的なキャラで、彼らと声を通じ共演できたことはとてもうれしかったです」と喜びを語った。そして、「私が声優を担当したテッサ役は、映画の中で重要な役割を見せますのでご期待ください」とメッセージを送った。

本作は、全世界で興行収入27億ドル(2,700億円)を超える大ヒットを記録してきた『トランスフォーマー』シリーズ4作目。スティーブン・スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督による本作では、キャストが一新され、オプティマスやバンブルビーも新デザインで登場する。舞台は、ディセプティコンとの激戦から3年後。政府がトランスフォーマーを取り締まる中、彼らは車の姿で隠れていた。

主人公の発明家・ケイドは、ある日古いトラックを仕入れ、それがオプティマスだと知る。そこに政府の秘密機関KSIたちが突如現れ、トラックを強制回収しようとするが、ケイドと一人娘のテッサは抵抗。すると、オプティマスが姿を現し、彼らを助ける。そのころ、人類滅亡をもくろむ新たなディセプティコンが地球を襲来、謎の第3勢力"ダイナボット"もよみがえり、オプティマスは捕獲されてしまう。娘も連れ去られたケイドと娘のボーイフレンド・シェーンは、彼らの救出に向かう。

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