経済産業省 資源エネルギー庁が11日に発表した石油価格調査(9日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円高い166.6円となり、7週連続で値上がりした。2008年9月29日(170.2円)以来の高値が続いている。

都道府県別の動きを見ると、値上がりは40道府県、横ばいは5都県、値下がりは2県。このうち、最も高かったのは鹿児島県の174.6円(前週174.4円)で、以下、長崎県の172.8円(同172.8円)、大分県の170.5円(同169.8円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円高い177.4円と、8週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.5円高い144.8円と、同じく8週連続の値上がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週と同額の1,919円と、5週ぶりの値上がり(1リットル当たりの価格は10週連続横ばいの106.6円)。なお、価格は2008年10月27日(1,943円)以来、約5年7カ月ぶりの高水準が続いている。