身体の後ろに置いたイスに片脚を乗せる

整体師の大山奏です。気温も湿度も高くなり熱中症対策が必要になってきましたね。この時期は身体のむくみも多くなり、疲労もたまりやすいです。そこで今回は、脚の付け根のリンパの通りをよくして疲労回復するストレッチを紹介します。

疲労回復ストレッチ

Step1: 身体の後ろにイスをおき、膝から下を乗せます

Step2: 前の脚の膝に両手を置きます

Step3: 体重を前に移動して脚の付け根を伸ばします

脚を変えて反対側も行います。ストレッチした状態で10~15秒静止しましょう。脚を乗せるのはイスでなくても大丈夫ですが、膝くらいの高さの物が使いやすいです。

脚の付け根部分にはリンパ腺が多く集まっています。リンパの流れが止まってしまうと、老廃物が血液やリンパ液に乗って運ばれず下半身のむくみの原因になります。

前の脚の膝に両手を置く

体重を前にかけ、脚の付け根を伸ばす

脚を左右に回してお尻のこりも解消

脚の付け根部分がほぐれてきたと感じたら、イスに乗せたほうの脚を少し左右に回転させてみましょう。脚を動かすとお尻の中の筋肉にも刺激が伝わります。座っている時間が長いとお尻もこってしまいますが、このストレッチでほぐすことができます。

疲労回復には血流のよさがかかせない

疲れているということは身体の中に疲労物質がたまっているということです。運動をしたわけではないのに何となく身体が重たいという場合、血液循環が悪いと考えることもできます。

仕事で疲れて帰ってきた平日や、用事のない休日などはなかなか身体を動かす気分にはなれないかもしれませんが、適度な運動をしてから眠った方が疲労回復には効果的です。お風呂につかって、5分間のストレッチをするだけでも睡眠の質がよくなり、快適な朝を迎えられますよ。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。