キャセイパシフィック航空は乗客に提供するシグネチャードリンクに、「ザ・アッパーハウス香港」のミクソロジストが考案したドリンクを加えることを発表した。

優勝したミクソロジストのマルロ・ゲバラ氏(中央)

1,400名のフライトアテンダントの投票により決定

このほど提供が決定したシグネチャードリンクは、4月4日に行われた香港のトップミクソロジストらによる「ユニーク・シグネチャードリンク・コンペティション」で選出されたもの。香港を代表するミクソロジストが、フライトアテンダントのためのオリジナルのノンアルコールドリンクを創作した。

ドリンクは1,400名を超すフライトアテンダントの投票により、最終審査に臨む上位5作品が選出された。選出には、英国スカイトラックス社のワールド・エアライン・アワード 2013において「ワールド・ベスト客室乗務員」賞に輝いたフライトアテンダントも参加した。

審査は、味、プレゼンテーション、手軽さ、同航空のユニークなイメージにいかにふさわしいかを基準に実施した。最終審査を制して優勝したのは、「ザ・アッパーハウス香港」のマルロ・ゲバラ氏が創作したオリジナルドリンク。パッションフルーツ、レモングラス、リンゴジュースをブレンドしたとろけるような味わいのドリンクであるという。

ドリンクには、同航空のフライトアテンダントチームが優勝作品にふさわしく、ユニークな名前を付けるとのこと。優勝したミクソロジストのマルロ・ゲバラ氏は、「優勝という結果に大変興奮している。キャセイパシフィック航空のお客さまに、ザ・アッパーハウスの味を空の上でも体験いただけることを大変喜ばしく思う」と述べた。

同ドリンクは2014年下期から、日本路線を含む同航空のファーストクラス、ビジネスクラスで提供する。