カルチュア・コンビニエンス・クラブは5月15日、「ドラマ」に関する調査の結果を発表した。調査対象はTカード会員1,408名。「春クールのドラマ」などについて、4月22日~4月28日にインターネット調査を行った。

「現在放送しているテレビドラマで見ているものは? 」

「現在放送しているテレビドラマで見ているもの」を聞いたところ、TBSの木曜ドラマ劇場「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(22.1%)が1位だった。2位はNHKの連続テレビ小説「花子とアン」(21.6%)、3位はTBSの金曜ドラマ「アリスの棘」(19.4%)、4位はNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」(18.6%)、5位は日テレ水曜ドラマ「花咲舞が黙ってない」(17.4%)という結果になった。

性年代別で一番よく見られているテレビドラマは、10~20代では男性が「花咲舞が黙ってない」(17.5%)、女性が「アリスの棘」(21.9%)。30~40代では男女ともに「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(男性19.4%、女性26.7%)で、50~60代は男女ともに「花子とアン」(男性27.4%、女性35.6%)だった。

「性年代別で見た視聴ランキング1位のテレビドラマ」

また、「見ている、または見たいテレビドラマのジャンル」に関する質問では、1位に春のテレビドラマの中にも多い「刑事ドラマ」(41.3%)がランクインし、2位以降に「シリアス・サスペンス・ミステリー」(41.1%)、「コメディ」(38.4%)、「恋愛」(27.7%)、「実話を元にしたドラマ」(25.0%)と続いた。

「あなたが見ている、または見たいテレビドラマのジャンルは何ですか? 」

「テレビのドラマはどのように見ますか?」と聞いたところ、7割以上の人が「録画して見る」と回答した。また、「テレビを見ている時に、他にしていることありますか?」という質問には「パソコン・携帯電話・スマートフォンを操作しながら見る」(63.2%)、「飲食をしながら見る」(63.0%)と答えた。

「今まで見ていたドラマを途中で見なくなってしまった理由」については、上から「興味を持てない」(45.5%)、「忙しい」(32.4%)、「忘れる」(32.3%)、「分かりにくい」(27.9%)、「共感できない」(24.5%)という結果になった。同社は「テレビドラマのストーリーやコンテンツに関する選択肢だけに絞って見てみると、ドラマのストーリー自体に対する共感度やそのストーリー展開、またキャスティングや役者の演技力が、ドラマを途中で見るのをやめてしまうことに大きく影響することが分かった」とコメントしている。

「今までに、途中で見なくなってしまったテレビドラマはありますか? ある場合は、その理由としてあてはまるものを上位5つまでお選びください」