経済産業省 資源エネルギー庁が9日に発表した石油価格調査(7日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円高い165.1円となった。値上がりは2週連続で、2008年9月29日(168.3円)以来、約5年8カ月ぶりの高値を記録した。

都道府県別の動きを見ると、値上がりは35府県、横ばいは5都県、値下がりは7道県。最も値段が高かったのは鹿児島県の173.3円(前週172.8円)で、以下、長崎県の171.5円(同171.2円)、長野県の169.6円(同169.2円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.4円高い176.0円と、3週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円高い143.5円と、同じく3週連続の値上がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週と同額の1,919円と、5週連続の横ばい。なお、価格は2008年10月27日(1,943円)以来、約5年7カ月ぶりの高水準が続いている。