サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門監督賞など数々の賞を受賞し、全米で2億円を超える大ヒットを記録したドキュメント映画『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』が、8月16日より日本公開されることがこのほど、明らかになった。

大富豪から負債を抱える身となったシーゲル夫妻

本作は、ジョージ・W・ブッシュを大統領にのし上げた男と言われる不動産王デヴィッド・シーゲルとその妻ジャッキーが、ベルサイユ宮殿を模したアメリカ最大の大邸宅を完成させるまでを記録するドキュメンタリー映画として、2007年に撮影スタート。10のキッチン、15の寝室、30のバスルーム、500人収容のパーティーホールなどを擁し、ホワイトハウスの2倍となる8,500平米の広さを誇る、総工費は100億円の大邸宅を計画していた。

ポスタービジュアル

ところが、2008年秋のリーマンショックにより、夢の大邸宅建設計画は中断。シーゲル夫妻も大きな負債を抱える身となり、映画はどん底に落ちていく大富豪の姿を追うドキュメントへと変わった。そして、転落劇へと一転した本作は、2012年サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門監督賞をはじめ、50を超える世界中のメディアの賞を受賞。全米で2億円を超える大ヒット映画となった。

公開決定とあわせて、このたびポスタービジュアルも公開された。なお、本作では、ローレン・グリーンフィールド監督がメガホンをとった。

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