京浜急行電鉄は5月1日から、黄色い電車「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」(京急イエローハッピートレイン)の運行を開始する。
同電車は、「HAPPYになる電車」をコンセプトに、新1000形1編成(8両編成)に「幸せ」をイメージした黄色の塗装を施した。京急の電車としては、赤色・青色に続く3色目の車両となる。
ちなみに京急電鉄の「黄色い車両」はこれが初めてではなく、機器・機材の運搬や救援車として使用される黄色い電動貨車が3編成在籍している。この貨車は1週間に1~2回程度、限られた区間でしか運転されないため、「見るとハッピーになれる」として、赤い電車が中心の京急線で隠れた人気車両となっていたという。同社はこの人気に応えるため、実際に乗車できる「黄色い電車」の運行を決めたとしている。
運行期間は約3年間の予定。「京急ご案内センター」では毎日14時以降、翌日の運行予定の電話問い合わせに応じるとのこと。