ポルシェ ジャパンは25日から、新型SUV「マカン」の2.0リットルモデルの予約受注を全国のポルシェ正規販売店で開始する。すでに予約が開始されている「マカン S」「マカン ターボ」より軽量で低価格なモデルだ。

写真は「マカン S」

「マカン」はポルシェの5番目のモデルレンジとして、2013年末のLAオートショーと東京モーターショーでほぼ同時にワールドプレミアを果たした。このときに発表されたのは「マカン ターボ」「マカン S」で、日本でもすでに予約受注が開始されている。

今回、日本に導入されるモデルは、4月20日に開催された北京モーターショーのプレスデーでデビューした、排気量2.0リットルの直列4気筒ターボエンジンを搭載する「マカン」。最高出力は237PSとなっており、「マカン ターボ」と比較して控えめながら、車両重量は約150kg軽い。そのため、コンパクトSUVセグメント初のスポーツカーと呼ぶにふさわしいパフォーマンスを発揮する。

この「マカン」には、オートマチックテールゲートやパドルシフト付きのマルチファンクションステアリングホイールなどの充実した標準装備に加え、コンパクトSUVセグメントで唯一設定されるエアサスペンションなど、多彩なオプション装備も用意されている。

日本で発売されるマカンはこれで3モデルとなり、今回発表された「マカン」はポルシェのすべてのラインアップの中で最も排気量が小さいモデルとなる。「マカン」の価格は616万円で、719万円の「マカン S」、997万円の「マカン ターボ」より低く抑えられている。