同社による「トランクルーム市場 成長予測」

トランクルーム・キュラーズを所有・運営するキュラーズは16日、トランクルーム市場(屋内・屋外含む)に関する市場規模と成長予測に関する調査結果を公表した。調査は2013年の9月にトランクルーム(屋内・屋外)サービスを運営する主要事業者を対象に実施された。

店舗数、ユニット数も増加

"Annual Supply Survey"と呼ばれる同社による試算では、トランクルーム市場全体の市場規模は毎年10%成長し続けているとのこと。2008年が約284億円、2010年が約351億円、2012年が約430億円、2013年が約463億円となっている。2013年の市場規模は2008年比で1.6倍となった。

総店舗数は6,200店舗、ユニット(室)数は28万5,000室に増加。どちらも総店舗数3,500店舗、ユニット(室)数17万5,000室だった2008年と比べると、約1.6倍となっている。同社は、東京オリンピックが開催される2020年には700億円、2027年には1,000億円市場へ成長する可能性があると予測している。

屋内型トランクルーム市場でのマーケットシェアは2008年以来一貫しており、同社を含めた3社(キュラーズ23%、ライゼボックス16%、ハローストレージ14%)でマーケット全体の約50%のシェアを占めているとのこと。ユニット(室)普及率は0.3%で、370世帯に1世帯が利用しているという結果になった。