ソニー生命保険は、この春就職する、または就職してから1年経つ20~29歳の男女に対し、「社会人1年目と2年目の意識調査」を実施した。調査は3月10日~17日にかけて行われ、1,000名の有効サンプルを得た。

イメージしていた社会人1年目の生活と実際の生活とでギャップがあって驚いたこと

半数の新入社員が仕事の忙しさと覚えることの多さに驚く

まず、社会人2年生(500名)に対し、イメージしていた社会人1年目の生活と実際の生活とのギャップについて尋ねた。すると、半数近くが「忙しい(仕事量が多い)」(45.4%)、「覚えることが多い(業務範囲が広い)」(43.6%)と回答。想像以上の忙しさや覚えることの多さに驚きを感じて社会人が多いことがわかった。

また、「金銭的に余裕がない(社会人生活にお金がかかる)」も30.6%で、金銭的なプランニングが甘かったと後悔する人も3人に1人いるようだ。仕事の忙しさや適切でない業務時間管理のためか「サービス残業がある」(26.8%)も上位回答となった。

全回答者に対し、先輩社会人に言われたら、やる気を奪われてしまうセリフについて尋ねたところ、最も多い回答は「この仕事向いてないんじゃない?」(44.9%)だった。2位は「ゆとり世代だなぁ」(37.4%)、3位は「やる気ある?」(35.8%)となっている。

また、「そんなことは常識でしょ」、「私が若い頃は○○だったのに」「学生気分が抜けてないんじゃない?」という回答も多かった。世代にレッテル貼りをしてしまうセリフや、やる気や熱意を疑うセリフを投げかけてしまう人は、後輩にマイナスの影響を与えかねないという実情も明らかとなった。

先輩社会人に言われたら、やる気を奪われてしまうセリフ