整体師の大山奏です。春は冬の間に寒くて縮んでいた血管が開きだし、血液を全身に回す力が追いつかないため低血圧になりやすい時期です。低血圧を改善するためには全身の血液ポンプ機能を高めてあげることが重要。下半身の筋肉を使うことで、全身に血液を回すことができるようになります。そこで今回は、下半身を使って低血圧を予防するトレーニングをご紹介します。
両脚を腰幅の2倍くらいに開き、手を頭の後ろに沿えた状態からスタートします。スクワットで下がり、その場でバウンドを繰り返します。
ゆっくりと膝を曲げ、お尻を後ろに突き出すイメージで
イスに腰掛けるようにゆっくりと膝を曲げていきます。お尻を少し後ろに突き出すイメージで行うとわかりやすいかもしれません。膝が90度になるまで下がったら、半分くらいまで元の姿勢に戻します。続いて膝を再度曲げていきましょう。「下げて上げて」を一定のリズムで繰り返すことで、下半身が強化できます。途中でバランスを崩さないように腹筋・背筋などにも力を入れておくとさらに効果的です。
背中が曲がったり、膝が足より前に出たりはNG
スクワットは正しい姿勢で行うのが難しいトレーニングです。膝が足よりも前に出ないこと、背中が曲がらないこと、上半身が前に傾きすぎないことなどに注意して行いましょう。足は少し外側を向け、膝の向きと足の向きをそろえます。膝に痛みがある場合は負担がかかっている可能性があるので中止してください。
まずは1回30秒から始めてみるといいでしょう。レベルアップを目指すなら、他の筋トレの合間のインターバル中に行うことをお勧めします。心拍数を高く保(たも)てるため、体力アップになりますよ。
全身の血液循環をよくすることは、疲労物質や老廃物を外に出しやすくすることにもつながります。低血圧に負けることのない身体作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。
「ひよっこライター大山奏」