第一生命保険(以下同社)傘下の TALグループ(TAL Dai-ichi Life Australia Pty Limited及び同社傘下の子会社の総称)はこのたび、2013年12月末時点の保有契約年換算保険料が1878百万豪ドル(約1751億円、当時の為替レート1豪ドル=93.24円で換算)に達し、豪州の生命保険(保障性商品)市場で業界首位となったと発表した。

豪州においては、年換算保険料で業界順位を算出するのが一般的。豪州の調査会社「Plan for Life」が3月7日付で発表した豪州生命保険業界に関するメディアリリース、および豪州の調査会社「DEXX & R」が 3月19日付で発表した同業界に関するメディアリリースに基づくという。

TALグループは、2008年に同社が出資して以来、顧客のニーズに合わせ、アドバイザー、ダイレクト、ホールセールというマルチチャネルを通じて、顧客の望む手法で保障性商品を提供することに注力してきたという。その結果、業績は堅調に伸展し、出資当初4位であった業界順位を着実に上昇させてきたとしている。

特に近年は、アドバイザーからの評価が高く(豪州の調査会社「Core Data」の「Risk Provider of the year」を2年連続で受賞。同賞はアドバイザーを対象に複数項目の満足度調査を行い、総合評価の最も高い保険会社に授与される)、好調な販売実績に貢献しているとしている。

同社グループは、今後もTALの更なる収益貢献に期待するとともに、海外事業の一段の取組み強化を図っていくとしている。