「つながる! 積み木列車 βVer.」

チームラボは13日まで開催している、イタリア・ミラノの国際デザイン見本市「MILANO SALONE 2014(ミラノサローネ2014)」にて、未来の家具「teamLab Digital Furniture(チームラボデジタルファニチャー)」を発表している。

家具を通じてコミュニケーション

今回発表されたのは、人々のふるまいによって変化するインタラクティブな家具。手で触れたり、動かしたり、ものを置いたりすることで、家具を通してより楽しくなったり、他の人とコミュニケーションが取れたりするという。家具がインターフェイスとして認識されることで、人々は感情を共鳴させながら空間を作れるとのこと。

発表された作品は、「つながる! 積み木列車 βVer.」、「小人が住まうテーブル βVer.」、「メディアブロックチェア」。「つながる! 積み木列車 βVer.」は、いろいろな積み木を自由に置くことで、積み木と積み木の間に、線路や道路ができ、列車や車が走りだすというもの。子供たちは積み木を自由に置くことで、街をつくることができる。

「小人が住まうテーブル βVer.」

「小人が住まうテーブル βVer.」は、テーブルの上に手や物を置くと、"小人"が飛び乗ってくるというもの。置く物の形や色で、小人のアクションが変わる仕組みとなる。「メディアブロックチェア」は、ブロックの凸面と凹面を組み合わせると、情報が伝わり、凹面のブロックの光の色が変わる。身体を動かしながら、色の変化の仕組みも体感することができる。

「メディアブロックチェア」

同見本市では、同作品を使った「チームラボ 学ぶ! 未来の遊園地」も開催。子供たちによって描かれた魚が泳ぐ「お絵かき水族館」も展示される。

「お絵かき水族館」

詳細は、同見本市に出展した同社の特設WEBサイトで確認できる。