マイボイスコムは3月1日~5日の期間、1万1,910人の男女を対象に「カップめん」に関するインターネット調査を実施した。
男性10・20代の4割が週1ペース
まず、カップめんの食用状況について調査したところ、カップめんを食べる人は90.0%となった。食べる頻度については、週1回以上食べる人が25.3%。男性では3割強で、特に10・20代では4割と頻度が高い傾向となっている。
また、ここ2~3年のカップめんを食べる頻度の変化について尋ねると、11.0%が増えたと回答した。一方、減ったと回答した人は24.8%。頻度が増えた人は、男性では若年層になるにつれ多く、女性では20代で多い。減った人は女性や50代以上で多くなっている。
カップめんの重視点は「味」「価格」
次に、最もよく食べるカップめんのタイプを聞いたところ、「カップラーメン」が71.1%、「カップ焼そば」「カップうどん」が各1割となっている。男性20代では「カップ焼きそば」、女性10代や40代以上では「カップうどん」がやや多い傾向にある。
最もよく食べるカップめん選定時の重視点については、「味」「価格」のほか、「スープ、つゆ」「麺」「商品ブランド」「食べ慣れている」「メーカー」「容量」が各2割で上位にあがっている。カップパスタ主利用者では、「容量」「カロリー」「具材」「調理のしやすさ」などの比率がやや高かった。
男性10・20代は「量が少ない」ことに不満
また、カップめんの不満点について聞いたところ、「身体に悪そう」「塩分が高い」「栄養バランスが悪そう」「カロリーが高い」「添加物が気になる」など、健康面に関する項目が各3~4割で上位に挙がった。「身体に悪そう」「栄養バランスが悪そう」は、女性30代以下で5~6割にのぼっている。
その他、「カロリーが高い」「添加物が気になる」なども女性の方が多くなっており、「量が少ない」は男性10・20代でやや多くなっている。