モスバーガーを展開するモスフードサービスは3月31日、京都市中京区にモスバーガーのカフェタイプ店舗「モスカフェ烏丸六角店」をオープンした。

モスカフェ烏丸六角店 内観イメージ

約162坪の最大規模

専用デザインのロゴの看板を掲げた「モスカフェ」は、都市部を中心とした一等立地に出店しているカフェタイプの店舗。メニューは定番のハンバーガー類に加え、オリジナルのカフェごはんやドリンクも種類豊富にそろえている。また、スイーツやビールなども楽しめるなど、よりカフェ色の強い商品を用意している。

このほどオープンした「モスカフェ烏丸六角店」は、京都府では初めての出店となる。店舗面積が約162坪と「モスカフェ」の中で最大規模の店舗となっており、「心豊かな時間、落ち着いた大人のリビング」をテーマに空間を広く使った造りになっている。

場所は地下鉄烏丸御池駅から徒歩4分の烏丸通沿いのビル1、2階に位置。ビジネス街と商業施設、観光名所等が混在しているエリアであるため、近隣オフィスのOLやビジネスマン、ショッピング客や国内外からの観光客などの人が行き交い、平日、休日ともに多くの集客が見込まれるという。

モスカフェ烏丸六角店 内観イメージ

京野菜使用の「モスの匠味『京野菜バーガー』」も

同店では京都初出店を記念し、京野菜を使用したメニュー「モスの匠味『京野菜バーガー』」(980円)を、同店限定で販売する。うまみのある牛肉に十八穀を加えた専用パティに、ふきのとうと玉ねぎをベースにした「オニオンソース」と京野菜など6種類の具材をのせ、通常より大きめの専用バンズでサンドした。

『モスの匠味「京野菜バーガー」』(980円)

パティには、大麦、黒米、黒豆、小豆、トウモロコシ、キビ、栗、赤米、大豆、発芽玄米、白胡麻、黒胡麻、はと麦、キヌア、たかきび、ホワイトソルガム(イネ科白高きびの一種)、ひえ、アマランサス(南米産のヒユ科の穀物)といった、18種類の穀物を混ぜ込んだ。

オニオンソースはふきのとうと玉ねぎを細かくきざみ、ワインビネガーで味付けしたほんのりとにがみのあるソースで、それぞれの素材の味わいを生かしている。具材は京都産の野菜「丹波しめじ」「筍(たけのこ)」「みぶな」「伏見とうがらし」と、京料理によく使われる「巻湯葉(ゆば)」「粟麩(あわふ)」の6種類を入れた。

販売は7月上旬までを予定しており、1日30個限定で販売する。