お笑いタレントの千原ジュニアが30日、東京・両国国技館で、2014千原ジュニア40歳LIVE「千原ジュニア×□」を行った。

千原ジュニア(右)と明石家さんま

5年前から企画されていた同イベントは、この日をもって40歳を迎えた千原の誕生日ライブ。"新しい千原ジュニア"を見せるというコンセプトで行われたライブのオープニングでは、ダンサー・ケントモリとのコラボレーションでダンスパフォーマンスを行い、出川哲朗との"熱湯風呂"対決や宮藤官九郎の脚本による1人コント、落語や大喜利などを次々に披露し、集まった約8,000人のファンを沸かせた。

ライブ中盤では、ダウンタウンの松本人志が、「さっき嫁の電話で娘がコブを作ったって聞いたから早く帰りたい」とこぼしつつ登場し、"すべらない話"を披露して会場は大爆笑。その様子に、千原が「松本さんが体験したことを『それいけ! まっちゃん』みたいなアニメにしたい」と感嘆していると、松本は「ここだから言うけど……、ジュニアって想像だけでオナニーするらしい。気持ち悪い! 少女やん!」と暴露していた。

また、「にけつッ」のコーナーでは、ケンドーコバヤシの代わりにさんまがステージに現れ、千原はあまりのサプライズに「怖い! 怖い! スゲー!」としばし呆然。「バイク事故で芸人を辞めようと思ってるときに、レギュラーをくれはった」と感謝する千原に、さんまは芸人人生について笑いを交えながら熱く語っていると、ケンコバが「忘れてたでしょ!?」としびれを切らして登場。トーク時間をさんまに取られたケンコバは、「お客さんはハッピーだと思うけど、僕の心はズタズタ」と肩を落としていた。

ライブの最後に、千原兄弟としてせいじとコントを披露した千原は、「色んな人の助けがあって、楽しいライブにすることが出来ました」とファンにあいさつ。「明日からまた色々やっていきたいので、また笑いに来てください。今後とも千原兄弟を宜しくお願いします!」と4時間にも及んだ誕生日ライブを笑顔で締めくくった。