あなた自身、もしくは周囲の人が仕事で危険な目にあったことはありますか?

人生、何が起きるかわからないとはいいますが、危険な目には遭いたくありません。しかし、仕事をしていると、危険な体験をすることもあるようです。そこで、マイナビニュース会員500名に、あなた自身、あるいは周囲の人が、仕事で危険に目に遭ったことがあるのか、その危険とはどのようなものだったのかをきいてみました。

Q.あなた自身、もしくは周囲の人が仕事で危険な目にあったことはありますか?
はい 20.4%
いいえ 79.6%

■偶発的事故
・「自動車の部品を製造する仕事をしているらしい友人で、部品の溶接作業か何かで2人1組で作業している最中に、友人の相方のミスで、腕に溶接作業で超高温に熱せられたハンマーか何かで腕を打たれ、腕に大火傷をした…労災が出なかった上に、大火傷をして苦しんでいる最中にも、勤務を続けるよう上から言われたのか? ずっと勤務だったのでとても大変だったとのことでした」(27歳男性/医療・福祉/その他)
・「営業の人の付き添いで車を運転していたとき、前に止まっていたトラックから積み荷の木材が落ちてきた…車は廃車になったが、幸い大したけがもなかった」(38歳男性/木製品製造業/技術職)
・「2人で床下の倉庫の片付けをする際、1人が倉庫に入り、もう1人が床(倉庫にとっては天井)にいて物の受け渡しを行いながら作業をしていたらしい…床にいる人が角材を持った型手をぶらぶらさせながらよそ見をしていたら角材が落ち、倉庫内にいた人の頭を直撃した…警察と救急車沙汰になった」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「薬品火災(ぼや)…周辺に燃え広がらない程度のぼやの経験は何度かある…すぐに消し止めたので、火災報知器をならしたことは一度もない」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■パワハラ
・「会社に入ってからではないが、学生時代にハンバーガー店でアルバイトをしていたときに、その店長の暴力や仕打ちで命の危険を感じたことがある…焼きあがった肉を投げつけられる、200度以上ある油をかけられる、連日のように顔を殴るなど」(34歳男性/情報・IT/技術職)
・「パワハラで倒れた」(28歳男性/小売店/販売職・サービス系)

■自然災害
・「2011年3月9日に東北・大船渡へ出張した所長と部長は雪道でスリップして車が全損したけど2名とも無傷で、お巡りさんが『念のためでも病院で診てもらった方がいい』と勧めたが、大丈夫ということで帰ってきました。事故そのものが危険極まりないですが、もし数日でも入院という事態になっていたら、所長、部長はきっと津波の被害に遭っていた、戻って来れなかっただろうと話しています…そのお巡りさんは還らぬ人になっているんじゃないか、とても人のいいおっちゃんだった、と後に所長が話していたのを覚えています…今この文章を打ちながらも、涙が出そうになります」(40歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「東日本大震災が発生したとき、書棚が同僚の机のすぐ近くに倒れた(そのとき、幸いにも周囲に人はいませんでした)」(32歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「同僚が、タイ出張でお客さんと商談中、洪水で非難するようにいわれた」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■交通事故
・「交通事故…ひっくり返ったものもいるし、止めていたらぶつけられてそのまま川へ」(45歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
・「上司が事故現場に向かっていたら、バスにはねられて自分も事故に遭ってしまった」(27歳女性/生保・損保/販売職・サービス系)
・「同期が出張先に向かう途中、運転してた車が、急に出てきた車と接触しかけて、九死に一生を得たぐらいにスピンをしたという危険があった」(25歳女性/金融・証券/専門職)

■その他
・「パソコンがウィルスに感染した…エライ人が変なメール開いたから社内LAN通じて広がり、一日仕事できなかった…システム屋さんもウィルス駆除になれていなかった遠い昔の出来事」(38歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「クレーマーが会社の中まで入ってきた」(43歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「動物病院で働いていたとき、犬や猫にしょっちゅうかまれて、自分が病院で点滴をしながら働いていたときがあった」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「イスラエルに仕事で出張になったが、帰った直後に、テルアビブで銃乱射事件が発生した」(53歳男性/電機/技術職)

■総評
マイナビ会員500人の中の約2割が、自分あるいは周囲の人が危険な目に遭ったことがあると回答していました。

どの回答も本当に大変で、身の回りにはこんなに危険なことがあるのかと考えさせられました。

自分は気をつけていても、事故に巻き込まれることもあります。また、自分ではどうすることもできない自然災害もあります。自然災害といえば、首都圏直下型地震や南海トラフ地震は、いつ起きてもおかしくないと言われています。災害含めて、危険なことから自分をどう守れるのか、どう気をつければいいのか、真剣に考えなければいけないと改めて思いました。

調査時期: 2013年2月19日~2月22日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性242名 女性258名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート