ライフメディアは19日、親が存命している人を対象に実施した「自身と親の終活に関する調査」の結果を発表した。それによると、半数の人が親には遺言書を「用意しておいてほしい」と考えていることがわかった。

同調査は、2014年3月5日から3月12日の期間にインターネット上で行われ、30代から50代の男女1,200人から有効回答を得た。

「終活」という言葉を知っている人は41.0%。男女別では、男性33.7%、女性48.3%と、女性の方が認知度は高かった。

自身は「終活」が必要と思うかとの質問に対しては、40.2%が「必要」と回答。男性より女性の方が「必要」と感じる人が多かったのに対し、「不要」とした人は30代男性が最も多く26.5%に上った。

親に「終活」をしてほしいか尋ねたところ、65.0%が「してほしい」と回答。やはり女性の方が「してほしい」と考えている人が多かった。

親に法的拘束力のある遺言書を用意してほしいか聞くと、「用意しておいてほしい」と答えたのは50.2%。遺言書に関しては、男女差はほとんど見られなかった。

あなたは存命中の親に、法的拘束力のある遺言書を用意してほしいと思いますか?

親にエンディングノートを「書いてほしい」と回答した人は62.1%。エンディングノートの内容については、「葬儀や墓のこと」の62.6%、「所有財産や負債に関すること」の58.6%、「終末期医療のこと」の50.6%、「親戚・友人・知人リスト」の50.5%が上位に入った。