熊本県の熊本電気鉄道はこのほど、「くまモン」をラッピングした「くまモン電車」の運行を開始した。6000系車両(2両編成)を使用し、熊本にちなんだ馬や辛子れんこん、加藤家の家紋である蛇の目紋や桔梗紋などを車内のシート柄にデザインした。

台車には、2013年度グッドデザイン金賞を受賞した川崎重工業の「efWING」を採用。この台車はフレームの一部に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用しているのが最大の特徴で、1両あたり900kgという大幅な軽量化と走行時の安定性向上に成功した。

同社によると、台車は通常、ホーム上からは見えにくいため、新しい台車を装着した電車であることをわかりやすくするためにラッピングを施したとのこと。翌日分の運行予定に限り、北熊本駅にて電話などでの問合せに応じる。