オウチーノ総研は3月7日~8日の期間、子供がいる20歳~39歳の女性443人に「『子供の食生活』に関するアンケート調査」を実施した。
約8割が食品添加物を気にしている
同調査では、子供の年齢(複数いる場合は一番上の子供の年齢)も回答してもらい、子供の年齢別に「乳児(0歳/37人)」「幼児(1歳~6歳/260人)」「小学生(7歳~12歳/126人)」「中学生以上(13歳~/20人)」の4つに分類して調査を行った。
まず、食品添加物(保存料、甘味料、着色料、香料など)の入った食品についての認識を聞いたところ、「特に気にしておらず、子供に食べさせている」と回答したのは21.2%で、約8割が食品添加物を気にしていることが分かった。
しかし、実際に「できる範囲で子供に食べさせないようにしている」「ほとんど、もしくは全く子供に食べさせていない」と回答したのは36.6%で、42.2%は「気にはなるが、子供に食べさせている」と回答している。
市販の菓子を週3回以上は過半数
次に、子供が「市販の菓子、甘いもの」を食べる頻度について聞いた。週に1回以上食べる割合は、「乳児」16.2%、「幼児」75.4%、「小学生」84.1%、「中学生以上」95.0%。週3回以上食べる割合は「幼児」56.6%、「小学生」61.1%、「中学生以上」65.0%で、子供の年齢が上がるほど食べる割合が増えている。
また、市販の菓子以外にも「カップ麺」「コンビニの弁当、おにぎり、パン」「ファーストフード」も、年齢が上がるほど「全く食べない」と回答する割合が減っていることが分かった。「レトルト・冷凍食品」「カップ麺」を週に1回以上食べる割合は、乳児は0~2.7%だったのに対し、中学生以上になると40.0%にも上昇している。
子供の食事に対して心がけていることを尋ねたところ、「なるべく手作りする」が最も多かった。続いて多かったものは「野菜をたくさんとらせる」。その他「苦手なものも食べるよう工夫する」「バランスに気を付ける」「食品添加物の入った食品を控える」などが続いた。