「今まで知らなかったけれど、見てみると楽しい」と感じた競技は?(画像はイメージ)

世界中の人が注目した冬の祭典・ソチ五輪では、約2週間にわたり実に多様な競技が行われた。観戦した人の中には、初めて見る競技の面白さにハマってしまった人もいるかもしれない。そこで、マイナビニュース300名に「観戦してみたら、意外と面白かった競技」を聞いたので、理由とあわせて紹介しよう。


観戦してみたら、意外と面白かった競技を教えてください


1位 カーリング 15.3%
2位 シングル(フィギュアスケート) 12.3%
3位 ハーフパイプ(スノーボード) 11.7%
4位 大回転(アルペン) 7.3%
5位 パラレル大回転(スノーボード) 6.0%


■カーリング
・「解説が分かりやすく、駆け引きが面白かった」(22歳男性/商社・卸/技術職)
・「将棋や囲碁のように理詰めなところ」(41歳男性/自動車関連/技術職)
・「高度な戦略と高い技術力が必要とされる競技ということがわかった」(45歳男性/自動車関連/営業職)


■シングル(フィギュアスケート)
・「ふだんオリンピックをみることがないのですが、よくニュースでフィギュアについて放送していたので、見てみたら面白いというか感動しました」(22歳女性/医薬品・化粧品/クリエイティブ職)
・「(勝敗が)最後までわからないところ」(31歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「優雅な演技が見られるところ」(25歳女性/その他/秘書・アシスタント職)


■ハーフパイプ(スノーボード)
・「とても人間技とは思えない演技の数々に圧倒された」(24歳女性/医療・福祉/専門職)
・「技の完成度やエアーの高さを見ていたら引き込まれました」(27歳女性/生保・損保 /販売職・サービス系)
・「採点の(最も)上と(最も)下を捨てて平均を出すところとか、(ルールが)わかりやすかった」(29歳女性/電機/事務系専門職)


■大回転(アルペン)
・「迫力とスピード感がすごかったから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「スリル満点で、勝敗も分かりやすいところ」(30歳女性/食品・飲料/事務系専門職)


■パラレル大回転(スノーボード)
・「身近なスポーツとしてのスノーボードからは想像できないほどの跳躍感だった」(29歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「初めて見たけどトーナメント式なのも面白かった」(27歳女性/電機/事務系専門職)


■総評

1位は「ストーン」と呼ばれる取っ手のついた石を40m先の円(ハウス)めがけて投げあい、中心に近いチームが点数が得られるカーリング。「氷上のチェス」と表現されることもあるように、高度な戦略や相手チームとの駆け引きを必要とする頭脳戦が面白かったとする意見が圧倒的に多かった。2位は氷上のジャンプやスピンを競うフィギュアスケートのシングル。日本代表選手の前評判が高かったため、実際に見てみたら面白かったという意見や華麗な演技に魅了されたという声が多く見られた。

3位になったスノーボードのハーフパイプは斜面を滑りながら、左右の壁でジャンプを繰り返す競技。寄せられた意見は「ジャンプの高さや技の迫力がすごかった」というものが大多数だった。4位はスキーで数十本セットされたポール(旗門)をクリアしながら急斜面を滑走し、そのタイムを競うアルペン大回転。迫力とルールのわかりやすさを挙げる人が多かった。5位のスノーボード・パラレル大回転も、アルペンの大回転同様にポール(旗門)をクリアしながら急斜面を滑走。1対1の対戦形式が面白いとする人が目立った。

集計データを見ると、2%ほどの人気を集める競技がかなり多く、見る人によって「面白い」と感じる競技が異なることがよくわかる。ふだんなかなか目にすることがないであろうウインタースポーツだが、見てみると楽しい競技はたくさんあるようだ。観戦して面白さを感じたら、実際にその面白さを体験してみてはいかがだろうか。

調査時期: 2月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性137名 女性163名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート