スウェーデンのボルボ・カー・グループは、ジュネーブモーターショー(3月6日から一般公開)で新世代コンセプトカー3部作の第3弾「コンセプト・エステート」を公開する。

「コンセプト・エステート」

ボルボは新車体構造「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ」(SPA)の導入を計画しており、デザイン面でも進化をとげるべく、コンセプト3部作の発表を行っている。昨年9月のフランクフルトモーターショーで「コンセプトクーペ」を、今年1月のデトロイトモーターショーで「コンセプト・XCクーペ」を、それぞれ発表してきた

3部作の最後となる「コンセプト・エステート」は、同社が得意とするワゴンボディの新たなスタイルとなるもので、そのエクステリアデザインは未来的でありながら、1970年初頭の「1800ES」をほうふつとさせるものとなっている。

インテリアデザインにも新たな試みがなされており、従来のボタンや操作機器をセンターコンソールに配置された大型のタブレット端末のようなタッチスクリーンに置き換えた。この近未来のボルボ・インテリアデザインの特徴となる、タッチスクリーンの動作シーンも今回初めて公開される予定だ。