財務省は3日、2013年度1月末租税および印紙収入、収入額調を発表した。それによると、1月の税収実績は前年同月比21.5%増の4兆1,098億円となった。

主な税目を見ると、所得税は前年同月比40.6%増の2兆2,833億円。このうち、源泉徴収分は同40.8%増の2兆2,669億円、申告分は同11.1%増の163億円だった。相続税は同32.8%増の1,287億円、消費税は同7.6%増の8,295億円。一方、法人税は同11.2%減の1,809億円となった。

2013年4月~2014年1月の累計税収は前年同期比5.3%増の29兆2,701億円。税目別では、所得税は同10.7%増の11兆7,571億円で、うち源泉徴収分は同11.5%増の10兆7,880億円、申告分は2.0%増の9,690億円。相続税は同1.7%増の9,954億円、消費税は同4.3%増の6兆1,899億円。それに対して、法人税は同1.5%減の4兆1,890億円となった。