ジャストシステムは24日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して実施した「消費税に関する調査」の結果を発表した。

同調査は、2014年2月14日~15日の期間にインターネット上で行われ、全国の20代~60代の男女1,000人から有効回答を得た。

消費増税による支出控えについて尋ねたところ、「支出は控えようと意識はするがそれほどではない」が圧倒的に多く65.4%。次は「あまり支出を控えようとは思わない」の12.3%となり、「既に具体的な節約計画を立てている」は11.6%にとどまった。

増税に伴う支出控えの意向

消費増税後も、それほど支出控えをしないと答えている層の割合を、性別・年代別で見ると、「60代男性」が28.4%と最も多く、次いで「30代男性」が23.1%、「40代男性」が22.9%となった。

消費増税の影響を受けて支出を控えようと思うのは、「外食」が33.2%でトップ。以下、「洋服・ファッション雑貨」が26.0%、「旅行などのレジャー」が18.3%と続いた。

8%という消費税率を自然に受け止められるようになるのに必要な期間を聞くと、約半数の47.9%が「6カ月未満」で慣れると回答した。

消費増税による自分の年間支出の増額について、「どれだけ支出が増えるか算出している(知っている)」人は約1割の10.6%にとどまった。

また、52.2%が「消費増税対策として、特に買いだめをする予定はない」と回答。69.8%が現時点でも「特に買いだめはしていない」と答えた。