ディズニー映画『アナと雪の女王』の公開記念イベントが23日、東京・赤坂サカスのスケートリングで行われ、日本語版主題歌「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」を担当している歌手のMay J.と、全国5都市で行われた「"アナと歌の女王"コンテスト」の東京部門で優勝者した春澤ゆりなさんと松田栞京(かみ)さんが出席。底冷えする寒さの中、スケートリングの上の特設ステージでミニライブを行い、美声のコラボレーションを披露した。

映画『アナと雪の女王』の公開記念イベントに登場したMay J.

同作はディズニーアニメ史上初のWヒロインで贈る感動作。秘めた魔法ゆえに真夏の王国を冬の世界に変えてしまい、誰も愛せず雪の女王として恐れられる姉エルサと、姉と冬になった王国を救うべく仲間と冒険の旅に出る妹アナとの真実の愛を描く。公開は3月14日で、3月2日(現地時間)に発表される第86回アカデミー賞では「主題歌賞」と「長編アニメーション賞」にWノミネートしている。

映画の公開を記念して事前に行われた「"アナと歌の女王"コンテスト」の優勝者には、日本語版主題歌をMay J.と一緒に歌う権利が贈られ、イベントでは3人で「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」を熱唱。春澤さんが「いつもテレビで観させていただいていて、憧れですし尊敬している方なので貴重な体験をさせていただきました」と胸いっぱいの表情を見せ、松田さんも「本当にうれしくて夢のようです」と感激。May J.はそんな2人に「初めて舞台で歌うときはわたしでも声がでなくなるくらい緊張するものですけど、2人共完璧で上手でびっくりしました」と褒めちぎった。

映画についてのトークも行われ、劇中のエルサをイメージしたドレスで登場したMay J.は「感動しっぱなしで、最初の5分と最後の2回泣いてしまいました。ディズニー映画は産れた時から観て育って、歌手になりたいと思ったきっかけもディズニーソングで、色いろ観てきた中でもNO.1と言ってもいいくらい感動できる物語です」と手放しで絶賛。先日は自身が歌う日本語版主題歌の流れる吹き替え版も鑑賞したそうで、「映画自体に見入ってしまって、最後また泣いてしまいました。泣いた後に自分の歌声がエンドソングで流れてくるのはさらにうれしかったです。小さい頃からいつかディズニーソングを歌いたいな、そういうお仕事ができたらいいなと思っていたので、それが叶ってるんだって思いました」と万感の思いを語っていた。