東京急行電鉄は3月15日、ダイヤ改正を実施する。東横線の東京メトロ副都心線への直通列車を増やすほか、各線で列車の増発などを行い、混雑緩和と利便性向上を図る。

東急目黒線5080系

東横線では、ダイヤ改正が行われる3月15日以降、武蔵小杉駅6時26分発・6時42分発の上り各駅停車渋谷行2本が副都心線へ乗り入れ、新宿三丁目駅まで延長となる。

目黒線では、平日・土休日とも朝と夜間に列車を増発するとともに、急行運転の時間帯を拡大。平日は朝7時台に上り(日吉発)・下り(日吉行)急行を3本ずつ増発し、急行運転の時間帯を約30分繰り上げる。土休日も、目黒駅を21~22時台に発車する下り(日吉行)急行を3本増発。現行の急行運転時間帯と比べて1時間以上の大幅な繰下げとなる。

池上線では、平日の夕方から夜間にかけて行先延長と夜間増発を実施。平日17~19時台の五反田発雪が谷大塚行全9本を蒲田駅まで延長するほか、20~23時台に五反田発列車を4本増発。土休日の一部列車の発着時刻も変更となる。東急多摩川線でも、平日・土休日ともに一部列車の発着時刻を変更するとのこと。