前田敦子、露で撮影の新曲MV公開! 黒沢監督「非凡な個性は異国でより輝く」

元AKB48･前田敦子の4thシングル「セブンスコード」(3月5日発売)のミュージックビデオ(以下MV)および、最新アーティスト写真とCDジャケット写真が13日、公開された。

前田が主演を務める映画『Seventh Code』は、もともと同曲の長編MVとして制作されたもの。世界的にも評価が高い黒沢清監督の最新作ということで、撮影直後から各国の映画祭から上映オファーが集中し、初上映された第8回ローマ国際映画祭では、2冠(最優秀監督賞、最優秀技術貢献賞)を受賞した。今年1月に東京、名古屋、大阪、福岡、札幌で1週間の限定上映を行った際には、チケットが入手困難を極め、Twitterなどを中心にネット上で"セブンスコード難民"という言葉が飛び交った。

今回公開されたMVは、映画『Seventh Code』から選り抜かれたシーンや前田の歌唱シーンによって構成されている。撮影は、全編ロシアのウラジオストク。歌唱シーンで前田が握っている特徴的なマイクは現地ロシアで調達したもので、アジトとして登場する場所は、ロシアのテレビ局が使っていない倉庫を利用した。

黒沢清監督は「前田敦子は、周囲の何ものにも頼らず、たったひとりでその場所に堂々と存在することのできる、日本ではめずらしいタイプの俳優です」と前田を評価し、今作について「彼女の非凡な個性は、日本ではない異国の土地でよりいっそう鮮烈に輝くに違いない、そう予想して私は最新作の撮影にのぞみました。その通りになりました。映画が全力で彼女を支え、最終的には彼女の存在が逆に作品全体を力強く押し上げてくれました」と手応えを示した。そして、「映画なくして彼女は生まれず、彼女なくして日本映画もまた存在しえない、そんな時代がやってきたようです」とまで前田を称賛した。

MVと同時に公開となったアーティスト写真とジャケット写真は、ロシアで撮影したMVともリンクした1910年代ロシアン･アヴァンギャルドを彷彿とさせるデザイン。ジャケ写に記されたロシア語は「セブンスコード」を意味している。

なお、シングル「セブンスコード」は、Type-A(1,600円)、Type-B(1,000円)、Type-C(1,000円)、劇場公開記念特別版(2,000円)の4形態で発売。劇場公開記念特別版のDVD(2,000円)には、話題の映画『Seventh Code』が完全収録されている。

「セブンスコード」収録内容

【Type-A】
[CD]1.セブンスコード　2.コンタクトレンズ　3.独り占め　4.セブンスコード(Off Vocal Ver.)　5.コンタクトレンズ(Off Vocal Ver.)　6.独り占め(Off Vocal Ver.)
[DVD]
1.セブンスコード Music Video　2.前田敦子 採れたて野菜で青空クッキング

【Type-B】
[CD]1.セブンスコード　2.コンタクトレンズ　3.懐かしい初めて　4.セブンスコード(Off Vocal Ver.)　5.コンタクトレンズ(Off Vocal Ver.)　6.懐かしい初めて(Off Vocal Ver.)

【Type-C】
[CD]
1.セブンスコード　2.コンタクトレンズ　3.ダンディライオン いつ咲いた？　4.セブンスコード(Off Vocal Ver.)　5.コンタクトレンズ(Off Vocal Ver.)　6.ダンディライオン いつ咲いた？(Off Vocal Ver.)

【劇場公開記念特別版】
[CD]1.セブンスコード　2.コンタクトレンズ　3.ズブロッカとハーフムーン　4.セブンスコード(Off Vocal Ver.)　5.コンタクトレンズ(Off Vocal Ver.)　6.ズブロッカとハーフムーン(Off Vocal Ver.)
[DVD]
1.Seventh Code　2.Making of the movie "Seventh Code"

(C)You,Be Cool! / KING RECORDS