阪神電気鉄道と近畿日本鉄道は23日、近鉄特急車両による阪神・近鉄直通の団体臨時列車を新たに運行すると発表した。運行開始日は3月22日。車両は近鉄22600系を使用する。

阪神・近鉄直通の団体臨時列車に使用される近鉄22600系

この団体臨時列車は土休日を中心に、阪神線内から伊勢志摩・奈良方面、近鉄線内から神戸方面などの区間を走る予定。運行開始日の3月22日は、日帰りツアー「初! 神戸から伊勢志摩へ近鉄特急車両直通運転 阪神三宮駅発伊勢志摩への旅」の団体専用貸切列車として、阪神三宮駅から近鉄賢島駅まで運転される。

同ツアーは翌23日までの2日間実施される予定で、「伊勢神宮おかげ参りコース」(大人1万500円)、「鳥羽水族館と鳥羽自由散策コース」(大人1万500円)、「パルケエスパーニャコース」(大人1万1,500円)、「志摩の味覚満喫コース」(大人1万5,500円)の4コースを発売。各コースともオリジナル記念乗車証、記念ポストカード、記念グッズがもらえるほか、車内では神戸と伊勢のスイーツのふるまいがあるとのこと。

申込みは2月1日15時から、阪神電車サービスセンター(三宮駅)、阪神アイビートラベル甲子園営業所、近畿日本ツーリスト(三ノ宮営業所、イオン尼崎営業所、イオンモール伊丹昆陽営業所、イオン高砂営業所、ピオレ姫路営業所)、近鉄駅営業所にて受け付ける。

3月29日と4月5日にも、直通団体臨時列車による三宮から伊勢志摩方面への日帰りツアーを実施する予定。その後も阪神線内から伊勢志摩方面をはじめ、阪神線内から奈良方面、近鉄線内から神戸方面など、さまざまな区間で旅行商品を企画するとしている。