1月24日公開の映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』の公開記念会見が20日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の西島秀俊をはじめ真木よう子、伊武雅刀、キム・ソンス監督が出席した。
第15回サントリー・ミステリー大賞読者賞受賞作品となった司城志朗の同名小説を、『美しき野獣』のキム・ソンス監督が映画化した日韓共作となる本作。何者かによって記憶を上書きされ、5日経過すると記憶が抹殺されてしまう科学者(西島秀俊)の、記憶を取り戻すまでの姿を描く。
主演の西島は「ある程度自分でやらないと見ているお客さんがドキドキしないんじゃないかと思い、今回はスタントチームにアクションシーンを自分でやりたいとお願いしました。実際、今回の映画で僕自身いろんなことに追い詰められます。リアルな僕の中での感情がフィルムに残っていると思いますよ」とやり切った様子。そんな西島について、西島扮する科学者の妻を装う美由紀役の真木は「西島さんは色んな作品で見ていてファンだったので、(共演できて)光栄でした。今回の西島さんは一番大変な役だったので、申し訳ないですけど『頑張って下さい』と思っていました」と話した。
本作はアクションシーンが見どころでもあるが、今後挑戦してみたいアクションシーンについて尋ねられ、西島は「列車の上に乗ってトンネルとか避けながら戦うのがあるじゃないですか。日本だとなかなか難しいんでしょうけど、あれをやりたいですね」と回答。一方の真木は「私は女武士みたいなのをやりたいです。刀を持って人殺しの役をやりたいですね(笑)」と不敵な笑みを浮かべていた。映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は、1月24日にTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。