富士重工業と同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)は10日、「東京オートサロン2014 with NAPAC」にて新型「WRX STI」をベースとした「2014年ニュルブルクリンク24時間耐久レース」参戦車を世界初公開するとともに、2014年のモータースポーツ活動の概要を発表した。

ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦予定車

「2014年ニュルブルクリンク24時間耐久レース」には、米国・デトロイトにて1月13~26日に開催される「2014年北米国際自動車ショー」で発表予定の新型「WRX STI」をベースとした新型車で出場。速さと安定感を兼ね備えた高い性能を求められる同耐久レースで、2012年に続く3度目のクラス優勝をめざすとのこと。

「SUPER GTシリーズ」は、昨シーズン8戦中5度のポールポジションを獲得し、クラス優勝も果たした2013年仕様車をベースに、さらなる競争力向上を図った2014年仕様の「BRZ GT300」で出場。「FIA主催 国際ラリー選手権シリーズ」は、昨年に続いてWRC-2クラスにスバル車で出場するエントラントを対象に、「SUBARUチャレンジアワード」を継続する。2013年に始まった「TOYOTA 86 / SUBARU BRZ ワンメイクレース」各イベントについてはSTIがサービスチームを派遣し、スバルユーザーのサポートを行う。

「東京オートサロン2014」スバル / STIブースのおもな出展モデル