フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、第7世代「ゴルフ」がベースのステーションワゴン、新型「ゴルフ ヴァリアント」を発表した。2014年1月6日から販売開始される。プリクラッシュブレーキシステムなど高い安全性とハイブリッドに迫る低燃費を誇る。

「ゴルフ ヴァリアント」の発表会も開催された

同モデルは、輸入車で初となる日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた第7世代「ゴルフ」がベースのステーションワゴン。同社の最新設計モジュール「MQB」を採用したモデルの第2弾でもある。「ゴルフ」と同様、ひとクラス上の安全装備や軽量化されたボディ、最新のエンジンによる高い環境性能などが大きな特徴となる。

パワートレインはガソリン直噴ターボエンジンとDSGトランスミッションの組み合わせで、ブレーキエネルギー回生システムが付いたブルーモーションテクノロジーを全車標準装備。JC08モード燃費は1.4リットルモデルで19.5km/リットルとなり、前モデルと比べて23%も向上した。1.2リットルモデルも21.0km/リットルとなっており、全車エコカー減税100%を取得している。

9エアバッグ、プリクラッシュブレーキシステム「Front Assist Plus」、マルチコリジョンブレーキシステム、プロアクティブ・オキュパント・プロテクションを全車標準装備。アダプティブクルーズコントロール「ACC」、レーンキープアシストシステム「Lane Assist」は「ハイライン」で標準装備、「コンフォートライン」ではオプションとされている。

ボディの全高を45mm低くしてスポーティな外観としながらも、ラゲージスペースは同クラスで最大規模を誇る605リットルを確保。前モデルに比べて100リットルも増加した。リアシートは専用レバーを引くだけで倒すことができ、最大1,620リットルまで容量を増やすことができる。価格は、「ゴルフ ヴァリアント TSI コンフォートライン」が269万5,000円、「ゴルフ ヴァリアント TSI ハイライン」が322万5,000円となっている。