歌手のサラ・ブライトマンが、嵐・櫻井翔主演の映画『神様のカルテ2』(2014年3月21日公開)の主題歌を歌うことが14日、明らかになった。

映画『神様のカルテ2』の主題歌を歌うサラ・ブライトマン

楽曲タイトルは「神様のカルテ ~Keep the light~」で、ピアニストの辻井伸行氏が作曲、原作者の夏川草介氏が作詞、TBS系ドラマ『半沢直樹』の音楽を手掛けたことでも知られる服部隆之氏が編曲。サラの楽曲が邦画の主題歌に採用されるのは本作が3作目で、映画のために書き下ろされたオリジナル楽曲を歌唱するのは、今回が初となる。この楽曲について、サラは「私の大好きな日本で、新たな楽曲を映画のために歌える機会を与えていただき大変光栄に思います」と喜び、「つながっていく命と希望。この映画のテーマを皆さまに届けられるよう、心を込めて歌いたいと思います」と意気込みを語った。

シリーズトータル250万部のセールスを記録した小説『神様のカルテ』が初めて映画化されたのは2011年。若手内科医・栗原一止と末期がん患者の心の交流を描き、2作目となる本作では櫻井翔、宮崎あおいに加え、藤原竜也、濱田岳、吹石一恵、市毛良枝らが新キャストとして加わる。前作は、辻井氏自ら撮影現場に赴き、その場の即興ピアノ演奏でテーマ曲を制作したことが話題に。今回の主題歌では、本作のテーマでもある「医師として、一人の人間として」生きることのすばらしさを、栗原一止の目線で歌詞に表現されている。

サラは今年7月、最新アルバム『ドリームチェイサー』を携えたワールドツアーで来日し、6都市11公演で約6万人を動員。来年1月からは中国、香港、中東のツアーが控えており、その合間となる今月に本作主題歌「神様のカルテ ~Keep the light~」のレコーディングを行う予定となっている。

(C)2014「神様のカルテ2」製作委員会 (C)2010夏川草介/小学館