新日鐵住金と電源開発(以下、Jパワー)は9日、茨城県内に石炭火力による発電事業会社「鹿島パワー」を、共同出資で設立したと発表した。

新会社では、新日鐵住金鹿島製鐵所構内(茨城県・鹿嶋市)において発電事業を実施し、新日鐵住金およびJパワーに供給する。640メガワット級の石炭火力発電設備を備え、2020年より営業運転を開始する予定。

代表取締役は和南城(わなじょう)寿一氏(新日鐵住金から派遣、非常勤)、代表取締役副社長は菅野等氏(Jパワーから派遣、非常勤)。設立時資本は6億円(資本金3億円、資本準備金3億円)で、出資比率は新日鐵住金、Jパワーともに50%となる。