マイボイスコムは11月1日~5日の期間、1万1,679人の男女を対象に「食用油」に関するインターネット調査を実施した。
サラダ油、オリーブオイルは約半数が使用
まず、料理に使う食用油のタイプについて聞いたところ、「サラダ油」(52.8%)が最も多く、「オリーブオイル」(49.5%)、「ごま油」(45.9%)、「キャノーラ油、菜種油」(41.0%)が続いた。「キャノーラ油、菜種油」は女性で高年代層ほど多い傾向があり、年代差が大きい結果となっている。
女性30代以上の4~5割、食用油は「ほとんど毎日使う」
次に、食用油の利用頻度について尋ねると、「ほとんど毎日」と27.8%が回答、「週4~5回」(18.1%)、「週2~3回」(19.0%)が各2割弱となっている。女性30代以上では「ほとんど毎日」が4~5割を占めている。
食用油を使って作る料理1位は「炒めもの」
食用油の利用シーンについて聞いたところ、「炒めもの」が最も多く92.7%、「揚げもの」「焼きもの」が各5~6割で続く。男性10~40代、女性10・20代では揚げものよりも「焼きもの」の方が多くなっている。
主利用銘柄別で見ると、「日清キャノーラ油」「AJINOMOTO さらさらキャノーラ油」「昭和産業 キャノーラ油」などキャノーラ油主利用者では、「揚げもの」が他の層より比率が高くなっていることも分かった。
料理による食用油を使い分けについて聞くと、「ほとんどの料理で同じ種類の食用油を使う」が51.9%、「大体同じ食用油だが、特定の料理については別の種類を使う」が30.4%、「料理によって種類を使い分けることの方が多い」が15.2%となった。食用油を使い分ける人は女性で多く、高年代層ほど多くなっている。
具体的には、「キャノーラ油は加熱する料理に使う」「パスタはオリーブオイル、香りが欲しいときはごま油、そのほかはサラダ油」「洋食にはオリーブオイル」といった意見が寄せられた。