ファーストリテイリングは3日、2013年11月の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、11月の既存店(前期期首から期末まで通年で稼働した店舗)売上高は前年同月比7.7%増となり、2カ月ぶりに前年を上回った。
11月は、中旬以降の気温低下に伴い、キャンペーン商品を中心に冬物の売れ行きが好調だったため、前年を上回ったという。
直営店(既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計)の売上高は前年同月比10.0%増、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)の合計売上高は同9.7%増となり、ともに2カ月ぶりにプラスとなった。
客数は、既存店が前年同月比5.7%増、直営店が同7.8%増、直営店とダイレクト販売の合計客数が同7.7%増。一方、客単価は、既存店が同1.9%増、直営店が同2.0%増、直営店とダイレクト販売の合計客単価が同1.9%増となった。