「第43回東京モーターショー2013」が1日、10日間の会期を終えて閉幕した。会期中の総来場者数は、前回(2011年)の84万2,600人を上回る90万2,800人。国内外のプレス来場者数も、前回を上回る1万300人を記録したという。

今回の東京モーターショーではのべ90万人以上が来場したという

前回に続き東京ビッグサイトにて開催された今回のショーでは、「世界にまだない未来を競え。(Compete! And shape a new future.)」のテーマの下、世界12カ国から計178社・181ブランドが出展。ワールドプレミア76台、ジャパンプレミア81台が展示され、注目度の高さを示した。

今回初めての試みとして、東京モーターショー開幕前の11月16日から、週末を中心にお台場・青海エリアで「お台場モーターフェス」を開催したほか、プレスデー前日の11月19日、各社トップが一堂に会した「Mobilityscape Tokyo」も実施。特別招待日の11月22日には「プレビュー・ナイト」も行われ、8,600人が来場したという。

会期を通じての来場者数が前回を上回っただけでなく、今回のショーに対する来場者満足度も90.1%と、前回(86.3%)を上回った。次回の来場意向も86.6%(前回は82.8%)に達したという。閉幕を受け、日本自動車工業会会長の豊田章男氏は、「クルマの楽しさ、日本のものづくりの底力の一端を、東京から国内外に発信できたと思います。今後も、未来のクルマ社会がより魅力的なものになるよう、皆で心を合わせて努力して参ります」との談話を寄せている。

なお、次回の東京モーターショーは2015年秋、東京ビッグサイトにて開催される予定。会期などを含むショー概要については来春発表するとのことだ。