メルセデス・ベンツ日本はこのほど、「第43回東京モーターショー2013」でのメルセデス・ベンツ、AMG、スマートの出展概要を発表した。東京モーターショーでは8年ぶりとなるワールドプレミアモデルが2台、ジャパンプレミアモデルが3台出展される。

メルセデス・ベンツおよびAMGは、登場したばかりの「Sクラス」の頂点となるモデルで、AMG 6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載した「S 65 AMG long」を世界初公開する。また、9月のフランクフルトショーに出展して話題となった「コンセプトSクラス クーペ」も日本初公開となる。AMGの「スーパースポーツカーの特別仕様車」も世界初公開。このモデルについては詳細は発表されていない。今回の展示車両は14台に及び、現行モデルも数多く展示されるという。

スマートからは、いずれもジャパンプレミアとなる2台を出展。1台はCO2排出量・排出ガス「ゼロ」の究極のエコカー「スマート フォーツー エレクトリックドライブ」をベースに、電気モーターにスマート ブラバス社が専用チューニングを施したハイパフォーマンスモデル「スマート フォーツー ブラバスエレクトリックドライブ」。もう1台はデンマークのインテリアブランド「BoConcept」とのコラボにより、専用のエクステリアとインテリアを採用した特別仕様車「スマート フォーツー クーペ mhd edition BoConcept」だ。

東京モーターショーの併催イベント「スマート モビリティ シティ2013」では、「インテリジェントドライブ」のデモンストレーションを実施。車線のカーブと先行車両をモニターしながら、ステアリング操作のアシストを行う「ディストロニック・プラス」などを体験できる。なお、東京モーターショー開催に合わせ、11月20日から「東京モーターショー特設ウェブページ」も開設されるとのこと。